管理人のコンドーです。緊急のニュースなので手短に。
福島県内でも耐震強度の設計ミスと思われる物件が発見されました。福島市による記者発表によると、賃貸マンションのリエス曽根田とのことです。
この事件に関しての詳細は、今後も情報が入り次第お伝えしてまいりますが、皆様のマンション内でも、区分所有者やお住まいの皆様から、耐震強度に関する不安の声が上がるのではないかと予想されます。
行政機関や建築設計関係のリンクを貼ります。この中でも福島県マンション管理士会では、この件に関して相談窓口を設けているようです。
(公的機関のサイト)
・
福島県庁 土木部建築領域建築指導グループ
・
福島市 都市政策部開発建築指導課
・
福島県マンション管理士会
・
福島県建築設計協会
・
福島県建築士会
(一般の方のサイト)
・
耐震強度偽装問題に学ぶ耐震診断
(06/13追記)yahooにニュースが出てました。
<耐震強度不足>ハザマ施工の福島市のマンション 入力ミス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000112-mai-soci
6月12日22時21分配信 毎日新聞
福島市は12日、ゼネコン「ハザマ」の東北支店が設計・施工した同市曽根田町の賃貸マンション「リエス曽根田」の耐震強度が不足していると発表した。下請けの福島市内の設計会社が構造計算した際、入力する値を誤ったという。1階部分の耐震強度は基準の65%で、建て替えの必要はなく、ハザマは補強工事する方針。
耐震強度基準の65% 福島のマンション 補強で対応
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070613-00000002-khk-l07
6月13日6時13分配信 河北新報
福島県と福島市は12日、同市曽根田町の賃貸マンション「リエス曽根田」で、1階部分の耐震強度が基準の65%しかないことを確認したと発表した。設計・施工を請け負ったハザマ東北支店(仙台市)の下請けで構造設計を担当した福島市の一級建築士(故人)が、計算過程で誤った数値を入力していた。補強工事を行うが、住民退去の必要性はないという。ハザマと、建築確認を行ったふくしま建築住宅センター(同)も誤った入力値を見落としていた。
県と市によると、マンションは2005年2月に完成。鉄筋コンクリート7階、44室で42世帯が入居している。1階は空間が大きく空いた「ピロティ形式」の駐車場で、壁が西側にしかない特殊な設計のため、構造計算では地震への耐力を増す必要があった。
しかし、建築士は1.5と入力すべき係数を1.0と入力、柱の太さなどが足りなくなった。補強工事では東側にも壁を設け、柱も太くする。
県は、建築士がパソコンで計算する際の入力ミスとみている。ハザマによると、マンション屋上に携帯電話の基地局を設置する計画をきっかけに3月、構造計算書類を確認して強度不足が判明。詳細調査などを行い11日、県と市に連絡した。
ハザマは12日、住民を集め「できるだけ早く補強工事を行い、万全の対策を講じる。8月中旬までに工事を終えたい」と説明した。
04年7月に建築確認をした民間の確認検査機関ふくしま建築住宅センターの鈴木康之理事長も見落としを認め、「構造計算を伴う02年度以降の確認案件450件を再点検するとともに、審査体制を強化する」と語った。同センターは、耐震強度偽装問題を受けた05年12月の再点検でも、強度不足を確認できなかった。
建築士の事務所は耐震基準が強化された1981年以降、70―90件程度の構造計算を担当したとみられ、県などはこれらの物件も再調査する。
住民の会社員男性(30)は「退去するまでではないと聞き、ひと安心だが、地震はいつ起きるか分からず、気持ちが悪い」と話した。
耐震強度不足:マンション入居者、不安や怒りの声 検査機関も見過ごし /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070613-00000069-mailo-l07
6月13日12時3分配信 毎日新聞
◇2年以上放置
ハザマ東北支店が設計・施工した福島市曽根田町の賃貸マンション「リエス曽根田」の耐震強度不足が12日明らかになり、入居者から不安や怒りの声が上がった。一部住民は「新しいマンションなのに壁にひびが入っていておかしい」と不審に思っていたが、完成から2年以上も危険な違法状態が放置され、施工者や検査機関の責任が問われそうだ。
県や同社によると、設計ミスが原因で偽装はなかったという。同マンションは1階部分が駐車場で、壁が西側の一面にしかないためバランスが悪く、構造計算では係数を1・5倍割り増して強度を上げる必要があった。ハザマの下請け会社「鈴木設計」(福島市)が構造計算時に数字を割り増しせず、壁の厚みや鉄筋の長さが不足した。担当した建築士は既に亡くなっているという。
ハザマは今後、1階東側にも壁を作り、中央の柱をコンクリートなどで太くして補強する。また同社が設計にかかわった過去の全物件を再調査するという。2度の検査でも耐震不足を見過ごした「ふくしま建築住宅センター」も今後、81年以降の建築物約90件を再調査する方針。
新築時から入居している30代の主婦は「まさかここが、という気持ち。ドアにゆがみがあり、開け閉めがしにくいので先日直したばかり。ベランダにも亀裂が入っていたが耐震強度不足だとは思わなかった」と困惑していた。
耐震強度不足:県が設計会社に立ち入り調査へ−−耐震不足住宅で /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070615-00000048-mailo-l07
6月15日11時3分配信 毎日新聞
福島市曽根田町の賃貸マンション「リエス曽根田」の耐震強度が不足していた問題で、県が19日に、マンションを構造設計した「鈴木設計」(福島市)と、建築確認した財団法人「ふくしま建築住宅センター」(同市)に立ち入り調査を行う。
県によると、立ち入り調査では、鈴木設計が81年以降に構造計算した物件75件を調べるほか、同センターでは構造設計の誤りを見落とした原因を聞き取りする。また同センターは今後、02年4月以降に建築確認した物件約450件を自主点検する。