東北のマンション管理組合が情報交換するブログ。

福島県福島市在住のマンション管理士が書いてます。管理費の節約・修繕積立金の不足・理事会・リプレイス。マンションは快適ですが、未解決の問題も山積みです。文章が長くて申し訳ないです。

福島市役所 新庁舎の着工に改正建築基準法の影響 

管理人のコンドーです。今日はマンションの情報ではありませんが、地元のネタであることと、改正建築基準法の影響は分譲系のマンションにも大きく及んでいることから、このニュースを取り上げました。

ニュースによると、”市は「事前の情報収集がおろそかだったかもしれない」と釈明”との事ですが、改正建築基準法で導入された『指定構造計算適合性判定(適判)』で日本中が大混乱しており、建築確認件数(1号〜3号)が前年同期比で-50%近く(07年7月)〜17.7%(07年11月)と推移している事からも、改正建築基準法の影響を予想するのは無理だったとしても致し方ないようにも思います。やはり現場の混乱は相当なもののようです。

一般の方々にはあまり馴染みのない『指定構造計算適合性判定(適判=テキハン)』ですが、建築士事務所の方の中にはこの用語にアレルギー反応を示す方もいる程で、民間の建築確認機関である日本ERI(JASDAQ市場に上場している企業です。)にいたっては、業績予想を下方修正した程インパクトのある制度です。



建築法の壁、着工足踏み 設計完了5カ月遅れ 福島市役所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000010-khk-l07
3月11日

 56年ぶりに建て替えられる福島市役所庁舎の着工が、建築確認を厳格化した改正建築基準法の影響で遅れている。3月末のはずだった実施設計の完了が8月に延び、着工も当初計画の6月から大幅にずれ込む見通しだ。構造審査に向けた準備に予想以上に時間がかかっているのが主因で、市は「事前の情報収集がおろそかだったかもしれない」と釈明している。

 改正建築基準法をめぐっては、民間工事で着工遅れが相次いで景気に影響が出ており、自治体にも余波が及んだ格好だ。市によると、今年1月になって実施設計が予定通り進まないことが判明した。市新庁舎建設室は「市役所は大規模で多くの市民が訪れる場所。構造部分の設計を入念にしている分、提出書類も多くなった」と説明する。

 新庁舎の設計は福島市と東京の設計事務所が共同で担当する。福島市の事務所は「法改正前に比べ、作業量はおよそ倍になった。公共建築物なので民間の手本になるようにと細部まで気を抜けない」と打ち明ける。実施設計の作業が追い込み段階となった昨年12月、「誰もが利用しやすい施設にしてほしい」との市民の声を受けて、急きょユニバーサルデザイン検討委員会がスタートし、設計を固め切れないのも要因という。

 市は設計の遅れを受け、建設事業費を新年度当初予算案に盛り込まず、補正予算で対応することを決めた。4月から5月には実施設計を固めて審査を申請し、年内には何とか着工したい考えだ。  新庁舎は2012年度の完成を目指している。新庁舎建設室は「完成までの4年の間に消費税や材料費が上がる可能性もあり、5カ月の遅れが事業費などにどう響くか、現時点では分からない」と話している。

 新庁舎は、福島市五老内町の現庁舎の東側に土地を広げ、約2万平方メートルの敷地に10階の行政棟と5階の議会棟を建設する。総事業費は約182億円で、一部は市民債で賄う。

[改正建築基準法] 昨年6月施行。マンション耐震偽装事件を受け、着工前審査(建築確認)を厳格化した。建築確認の審査期間は従来の21日間から35日間に延長された。構造計算適合判定が必要な建物は、判定に二重チェックを採用したため、最長70日間に延びた。提出書類が大幅に増加。申請後の変更も再申請が必要となったが、国は11月、一部緩和した。
[ 2008/03/12 08:53 ] 気になるニュース | TB(0) | CM(0)
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