こんにちは、管理人のコンドーです。今回は、私が以前にマンションの役員を担当した時に買って読んだ本のご紹介です。
この本は日経アーキテクチュアの別冊と申しましょうか、マンション管理ガイド(現在3部作)の1冊で、この『運営から修繕、
建替えまで編』の他には、
『資産を守る実践編』(読了)と、『防災・防犯編』(未読)がありますので、そちらもいずれご紹介したいと思います。
すぐに役立つマンション管理ガイド~運営から修繕、
建替えまで
- amazonでの商品の説明
- 管理会社との付き合い方やトラブルへの対処法といった日常的な場面から、大規模修繕、建替えまでをカバー。分かりやすい解説と豊富な事例を通じ、現場で培った勘所を紹介する。管理費や修繕金の費用対効果の考え方など、基礎知識から始まって、管理組合役員に欠かせない実務情報までが満載。
結論から言うとこの本は非常におすすめです。管理組合の役員さんに一冊ずつお持ちいただきたい位です。実務的な本ですので、目次に沿って感想を述べていきたいと思います。
- ●マンション暮らしの基礎知識
- ・管理規約から会計・理事会の運営までを基本的な内容から具体的な問題までが説明されていて、すでに盛りだくさんな内容です。
例えば、「修繕積立金は安いからといって良い訳ではない」というような基本の問題にもコメントされています。
- ●管理会社との正しい付き合い方
- ・管理を委託する『以前』に管理組合が検討すべきこと、という本質的ですが忘れられている原則を丁寧に解説してくれています。
また、管理業者の変更についてもどの辺を準備したら良いかが説明されています。
- ●大規模修繕「成否」の鍵
- ・大規模修繕の具体例を時系列で、企画〜アンケート〜調査診断〜設計〜工事の契約〜施工、と各ステップで大事にしたいポイントが挙げられています。工事の契約の場面では、金額の比較だけで施工者を決めることのデメリットについて述べるなど、さすがに建築業界の雑誌の視点だと思います。
- ●管理組合の運営
- ・『総会の進行マニュアル』が詳しいボリュームです。本当に新規の役員さんがしっかり仕事をしようという時にお役立ちの一冊だと思います。また、管理規約の改正例にいたっては、標準管理規約の穴も指摘されていて参考になりました。
- ●防犯と防災の心得
- ・(一般的な話だったので省略します)
- ●グレードアップ改修
- ・受水槽室、変電室の廃止・転用/エレベーターの増設工事/専有部分の浴室床防水の実施例が掲載されています。
- ●会計監査の問題と対策
- ・実は私も最近興味を持っている問題が、この『マンションの管理組合の会計』です。それについてwebでも詳しい情報を公開してくれているフィールズ共同公認会計事務所が会計基準まで披露しています。
- ●トラブル回避術
- ●マンション建替え
- ●3000人アンケート
- ・(この辺は一般的な綺麗な話だけだったので割愛します)
といった密度の濃い内容です。少しでもマンションの管理組合というものに興味を持たれている方が読まれれば、今時のマンション問題を幅広く理解されるのではないかと思いました。