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福島県福島市在住のマンション管理士が書いてます。管理費の節約・修繕積立金の不足・理事会・リプレイス。マンションは快適ですが、未解決の問題も山積みです。文章が長くて申し訳ないです。

国会会議録からマンション管理を考える。3 

こんにちは、管理人のコンドーです。ご訪問くださる皆様、いつもありがとうございます。今日は「国会会議録からマンション管理を考える。」シリーズです。

第156回 参議院 国土交通委員会(平成15年05月22日)からの抜粋です。公明党の続訓弘議員と政府参考人の吉井一弥氏・松野仁氏のやりとりで、 前回 の前段的な内容です。

審議内容の骨子として、
・住宅金融支援機構にすまい・る債(マンション修繕債券積立制度)の元本及び利息相当分の支払は引き継がれる。
・すまい・る債の利用は管理組合の約三割程度に上る。
と記載されています。


(ここから抜粋)

156 - 参 - 国土交通委員会 - 15号
平成15年05月22日

○続訓弘君 次に、公庫の発行する住宅宅地債券について二点まとめて伺います。
 第一点は、住宅宅地債券の住宅コースは公庫融資により住宅を取得又は改良することを希望する者に対して発行するもので、債券の積立者に対し、公庫融資利用時に融資額を増額するもので、今年度も千百六十七億円の発行が予定されております。この債券については、今後どのように扱われることになるのでしょうか。公庫融資の縮減が進んでも、積立者の期待どおりに増額して融資がなされるのかどうか、伺います。

 第二点は、住宅宅地債券にはマンション修繕コースもあります。これは公庫融資によりマンションの共有部分の改良を希望する管理組合向けに発行されているもので、今年度は八百六十二億円の発行が予定されています。マンションについては、昨年、マンション建替え円滑化法が制定され、その後、区分所有法及びマンション建替え円滑化法の改正がなされました。当委員会においても、建物をできるだけ長もちさせるため、建て替え以前の維持修繕が大変重要であるとの議論がなされました。的確な維持管理には多額の修繕費が必要であり、修繕積立金を着実に積み立てる必要がありますが、公庫の住宅宅地債券は積立金の安定した運用先となっておりました。

 今後、公庫融資の縮小に伴って、この債券はどのように扱われるのでしょうか。公庫融資が縮小されても、積立てを続けてきた管理組合が修繕を着実に行うことができるようにする必要があるのではないでしょうか。お答えください。

○参考人(吉井一弥君) 住宅宅地債券についてのお尋ねでございました。
 先生、今御指摘のとおり、公庫では、住宅宅地債券住宅コースとマンション修繕コースというものを出しております。住宅コースの方はいわゆるつみたてくんという愛称を付けましてその普及を図っておりまして、計画的に自己資金が積み立てられる、また公庫の割増し融資が使えるというようなことから、住宅を取得しようとしております国民の皆様に大変御好評をいただいておりまして、これまで、昨年度は約四万人の方に応募いただきまして、昨年度末で二十一万人近くの方に積立てをしていただいているところでございます。

 マンション修繕コースの方は、これもマンションすまい・る債という愛称を付けてその普及を図っているところでございますが、今後の住宅政策の柱でございますマンションの良好な居住環境の確保という観点から、平成十二年度に創設させていただいたところでございまして、修繕積立金の安全な運用先といたしまして、管理組合からも大変御好評をいただいております。平成十二年度の創設でございますが、平成十二年度一万口、十三年度一万四千口、十四年度一万七千七百口という、わずか三年間でございますが、着実に増加いたしておりまして、昨年度末現在で約四千五百を超える管理組合に積立てをしていただいております。これは対象となる管理組合の約三割程度に上ると思われまして、マンションの適正な維持管理に寄与するものと考えております。

 これらの債券の今後の取扱いでございますが、今回御審議をいただいております本法律案の附則第三条の規定によりまして、公庫に代えて新たに設置される独立行政法人に公庫からその権利及び義務は承継することとされておりまして、これらの債券の元本及び利息相当分の支払は新しく設立されます独立行政法人に適切に引き継がれるものと考えております。

 また、割増し融資その他の件でございますが、つみたてくんを御購入いただいた方々あるいは積立てを行ってまいりました管理組合の方々、先ほど申し上げましたようにかなりたくさんいらっしゃいますので、その方々の期待を裏切らないような配慮も重要ではないかと思います。いずれにしても、独立行政法人設置の際、直接融資の取扱いに合わせて決定されるものと認識しているところでございます。

○続訓弘君 最後に、第三点は、マンションの的確な維持修繕は良質な住宅ストックを形成するための政策上不可欠なものであり、今後もより一層促進すべきものと考えますが、政府はどのように対応していかれるのか、お答えください。

○政府参考人(松野仁君) よくマンション建て替えの方が話題になりますけれども、建て替えという話題の前に、やはり良好な維持管理をして、いいものを長く使うというのがやはり基本だと思っております。したがって、良質な住宅ストックの形成ということでは、その的確な維持修繕が是非とも必要だということでございます。このために、マンションの維持修繕の重要性につきまして国土交通省としても普及、啓発に努めているところでございます。

 先ほど御指摘のありました住宅金融公庫のマンション共用部分リフォーム融資制度、それからマンション修繕債券積立制度というのもございます。これを活用していただいて、マンションの維持修繕に必要な資金の確保を支援しているということでございます。また、マンション管理士制度というのができましたが、この制度の定着、それからマンション管理業者の登録制度もございます。これの的確な運用を図ることによりまして、マンションの管理組合による適正な管理の確保が図られるよう、引き続きマンションの適正管理を推進するための施策を総合的に進めてまいりたいと考えております。

○続訓弘君 どうもありがとうございました。終わります。

[ 2007/06/11 23:36 ] 法律と判例 | TB(0) | CM(0)
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