基準地価:下落幅、4年連続縮小 郡山で住宅地9地点が横ばい /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000185-mailo-l07
9月19日
県は18日、土地取引価格の目安となる県内の地価調査結果(基準地価、7月1日現在)を公表した。県内では昨年より平均2・3%下がり16年連続で下落したが、下落幅は4年連続で縮小した。郡山市では工業地が11年ぶりに横ばいとなり、住宅地でも9地点が横ばいで、下げ止まりとなった。今年の基準地は県内59市町村の計557地点(住宅地376地点、商業地86地点など)。
■住宅地
主要4市(福島、会津若松、郡山、いわき)の中心部では、長期の地価下落による値ごろ感から、分譲地やマンションの販売が進み、下落幅は縮小した。郊外では供給過剰の状態が続いており、郡部も過疎化で需要が伸びず、高い下落率となった。
下落率は、最も高かったのが「磐梯町磐梯七ツ森7423番40」の6・6%。市町村別では、市部はいわき市が3・1%で最も高く、相馬市2・9%、会津若松市2・6%だった。町村部は富岡町が4・3%と高く、三春町、猪苗代町、双葉町が3%台で続いた。
最高額は、3年連続で「郡山市桑野2丁目113番の4」(1平方メートル7万7800円)だった。
■商業地
主要4市では長年の下落から収益性の回復がみられ、マンション需要の下支えもあり、下落幅は縮小傾向にある。郡山市中心部は百貨店「丸井郡山店」や老舗書店の閉店で収益性は低下傾向だが、駐車場やホテルが高値で取引される例もあり、地価は均衡状態にある。その他の地域では依然、仙台や首都圏への顧客流出などで空洞化が進んでいる。
下落率は、市部は▽田村市4・9%▽南相馬市4・1%▽須賀川市と伊達市各4・0%と高く、町村部は▽鏡石町5・6%▽富岡町5・1%▽石川町5・0%の順だった。下落率の最高は「田村市船引町船引南町通132番の4」の6・0%。
また、地価の最高額は24年連続で「郡山市中町265番外」だった。
県土地・水調整課は「今後も都市部での下落幅縮小の流れは変わらないだろうが、一方で郊外や郡部では県平均以上の下落幅となっており、二極化が進む可能性がある」としている。
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◆主要都市の平均価格◆
住宅地 商業地
福島市 43,100(48,700) 86,900(92,600)
会津若松市 43,900(46,600) 57,700(62,200)
郡山市 47,800(48,700) 99,100(98,100)
いわき市 36,000(38,000) 69,300(70,900)
県平均 24,600(26,100) 55,900(58,600)
*単位・円、かっこ内は07年度
◆主要都市の平均変動率◆
住宅地 商業地
福島市 ▼1.9(▼2.7) ▼2.2(▼3.0)
会津若松市 ▼2.6(▼3.1) ▼3.0(▼3.9)
郡山市 ▼1.9(▼2.9) ▼0.6(▼1.4)
いわき市 ▼3.1(▼3.4) ▼2.9(▼3.6)
県平均 ▼2.1(▼2.6) ▼2.8(▼3.6)
*単位%、かっこ内は07年度、▼は下落